レゴ ニンジャゴー ニンジャの修行 70680をレビュー! カイとニャーのミニフィグも
レゴ ニンジャゴー ニンジャの修行 70680は、カイとニャーのミニフィグが付属し、回転サンドバッグやトルネード戦術などを備えるトレーニングステーションを組み立てることが出来るセットだ。
トルネード戦術は高速スピンが可能だし、ダミーの鎧兜や笠はミニフィグのファッションアイテムにもなる。スピン術や修行道具で遊べるだけでなく、着せ替えも楽しめるセットなのだ。
ここからは、2体のミニフィグや5つの修行、豊富な武器などをレビューしていこう。
目次
- 珍しいパーツも! ニンジャの修行道場を組み立てる
- 赤と赤紫の忍者! カイとニャーのミニフィギュアが登場
- サンドバッグが回転!? 高速スピンで攻撃しよう
- レゴ ニンジャゴー ニンジャの修行 70680の総評
珍しいパーツも! ニンジャの修行道場を組み立てる
パッケージの表。レゴ ニンジャゴー ニンジャの修行 70680がレゴ ニンジャゴー レガシーシリーズであることや、対象年齢が6歳以上であることが示され、忍者のカイとニャーがトレーニングステーションの武器や設備を使って修行している場面もプリント。
パッケージの裏。引き続き修行風景が印刷されている。また、ダミーの鎧に着せ替えられることや、10個の武器があること、トルネード戦術ギミックがあることも解説されている。
パッケージの側面。レゴ ニンジャゴー ニンジャの修行 70680がTVアニメ『レゴ ニンジャゴー シーズン1』のセットであることが9ヶ国語で示されている。また、カイのミニフィグが原寸大のサンプルとして掲載。大役に抜擢されたとあってか、カイの表情はどこか困り顔だ。
外箱を開封したところ。箱の中には組立説明書1冊と袋3つが入っている。
袋からパーツを取り出したところ。ピース数は全122。赤、黒、白、ベージュのパーツが多い。
ミニフィグ2体を組み立てたところ。彼らは完成前の瓦礫を見て何を思うか。
トレーニングステーションを組み立てているところ。設備の一部には、側面にくり抜きがある珍しい円筒形のパーツを含んでいる。
赤と赤紫の忍者! カイとニャーのミニフィギュアが登場
ミニフィギュアは2体が付属。カイとニャーの2人だ。また、ミニフィグではないが、笠を被った人型のダミーも登場。ダミーはおそらくウー先生のダミーだろう。ウー先生のダミーはロボットのようなデザインをしていて、両腕や両足を動かすこともできる。
カイとニャーのミニフィグの後ろ姿。どちらの背中にもドラゴンの胴体がプリントされている。背中の中央には、カイとニャーそれぞれに孫悟空の胴着のようなマークもある。
レゴ ニャーのミニフィギュア。ニャーはテレビアニメ『レゴ ニンジャゴー』シリーズに登場する主要キャラクターだ。ニャーは以前レビューしたレゴ ニンジャゴー 闇の玉座での決戦 70651のような黒を中心に、赤や白など様々な色の忍者服を着用してきた。そして今回、彼女は赤紫色の忍者服を着て登場している。
ニャーはウォーター系ニンジャ。鉢巻やインナー、腰と膝の帯にはウォーター系らしい水色が使われている。
上衣にはドラゴンの頭と尻尾がプリント。赤紫の背景に竜の模様は、ウォーター系というより炎系のような迫力が感じられる。
レゴ ニャーのミニフィグにはリバーシブルヘッドが採用。眉毛と目がくっついた凛々しい顔から、目が丸くなり歯を見せて笑う顔にチェンジできるのだ。凛々しい表情が敵と対峙しているときなら、笑っている表情はとても打ち解けた相手を前にしているときに見せる顔だろう。
レゴ カイのミニフィギュア。カイは3DCGアニメ『レゴ ニンジャゴー』シリーズの主人公だ。カイは以前レビューしたレゴ ニンジャゴー スピン術トレーニング道場 70606のように赤い忍者服を着て、同じ絆創膏を顔に貼っている。炎系ニンジャであるカイはたいていの場合、燃えるような赤色を基調とした忍者服を着用しているのだ。
また、カイの絆創膏も彼のトレードマークといえるファッションのひとつ。赤色の忍者服と同じく、この絆創膏もまた全てのシーズンにおいて共通した特徴として表現されている。
レゴ カイのミニフィグにもデュアルフェイスが採用。口を棒状に閉じた本気顔から、眉毛を斜めに吊り上げたひょうきん顔に変更できる。カイの表情はどのセットでも大体こんな感じの変化だ。
サンドバッグが回転!? 高速スピンで攻撃しよう
ここからはトレーニングステーションをレビュー。トレーニングステーションの本丸といえるユニットの両側面には大剣が備えつけられている。
この大剣はレゴ ニンジャゴー ニンジャの修行 70680の武器の中において唯一、後付けパーツの柄が付属。柄はレゴ スターウォーズシリーズにおいてライトセーバーの柄としても使われているパーツだ。
しかも、メタリック感のある色合いで豪華な雰囲気。レゴ ニンジャゴーシリーズにおいてこのような別パーツの柄が付いた武器が登場することは珍しいため、特別感のある武器に見える。
カイが回転サンドバッグを使ってトレーニングしているところ。回転パンチングバッグは道場の本丸にテクニックパーツによって取り付けられているため、くるりと回転させることができる。
この回転ギミックにより、カタナで打撃を加えたときにヒッティングマッスルを鍛えることが可能。ボクサーのサンドバッグ打ちのような効果が期待できるのだ。
ニャーが相手にしているのは、案山子のような形をしたサンドバッグの一種。この複雑な形状をした回るサンドバッグを使うことによって、効果的な打撃コントロール技術を磨く。
二刀流で2種類のサンドバッグを同時に相手にすれば、複数人と戦うという、より実践的なトレーニングが可能だ。
ダミーのひとつである鎧兜にカイがサイスによって打撃を加えているところ。鎧のダミーはリアルな対人戦闘を想定したトレーニングに用いられる。
鎧のダミーには戦闘訓練の他にもうひとつ使い道がある。
兜と鎧をミニフィグに着せることができるのだ。これは、甲冑や笠に着せ替えたり、豊富な武器を持ち替えさせたりできるカスタマイズ要素のひとつであり、このセットの醍醐味でもある。
ニャーがもうひとつのダミーを相手にしているところ。先述の通りこれはウー先生のダミーで、おそらく師匠を越えていけ!というメッセージ性のあるダミーだろう。このダミーを軽く倒せるようになったとき、忍者たちはウー先生を超えるのだ。
ウー先生のダミーが被っている笠も着せ替え要素のひとつ。ダミーから笠をひっぺがして被れば、旅人のような風情になる。
最後のトレーニング設備はトルネード戦術およびバトルプラットフォーム。トルネード戦術はトレーニングステーション最大の訓練設備であり、派手なギミックも備える。
ダミーに狙いを定め、トルネード戦術の台座を地面に押し付けながら左右に動かすと・・・ミニフィグを載せた台座がトルネードのように勢いよくスピンして、ダミーに対して猛烈な高速攻撃を繰り出す。まさにスピン術を最大の忍術としているニンジャゴーの代表的なギミックを備えているのだ。
トルネード戦術の台座部分。面白い形をしたグレーのパーツに車輪のようなパーツをはめることによって、スピンギミックを実現している。
レゴ ニンジャゴー ニンジャの修行 70680の総評
レゴ ニンジャゴー ニンジャの修行 70680は、以前レビューしたレゴ ニンジャゴー スピン術トレーニング道場 70606と同じコンセプトのセットだ。多くの訓練設備と複数の武器を備えている点において共通している。
だが、今回のセットはスピン術トレーニング道場 70606よりも充実した設備を備えているといえるだろう。ひとつひとつの訓練設備は大型化したり、パーツが細かくなったりしてグレードアップした印象を受ける。
さらに、豪快なトルネード戦術や回転サンドバッグギミックにより、遊べる要素もパワーアップ。まさに、内容の濃い特訓を行うことができる最先端の設備が整えられた道場になっているのだ。
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