爪の迫力がすごい! レゴ スーパー・ヒーローズ ウルヴァリン・メカスーツ 76202をレビュー
レゴ スーパー・ヒーローズ ウルヴァリン・メカスーツ 76202をレビューする。76202はウルヴァリンのミニフィグが付属し、ウルヴァリン・メカスーツを組み立てるセットだ。かっこいいマスクを付けたウルヴァリンが大きな爪を持つ豪快なメカスーツに乗り込む。
レゴ スーパー・ヒーローズ ウルヴァリン・メカスーツ 76202
目次
- ウルヴァリンのミニフィグが登場! 黒と黄色のマスクがかっこいい
- ウルヴァリンを乗せよう! メカスーツのコックピットには開閉ギミック
- 爪の迫力すごい! メカスーツでもクロー攻撃を繰り出そう
- レゴ スーパー・ヒーローズ ウルヴァリン・メカスーツ 76202の総評
ウルヴァリンのミニフィグが登場! 黒と黄色のマスクがかっこいい
パッケージの表。ウルヴァリンのメカスーツが光を放射状に放ちながらポーズを取っている。
パッケージの裏面。メカスーツのコクピットを開いている様子や、メカスーツを離れて行動するウルヴァリンのミニフィグをプリント。
パッケージのサイド。ウルヴァリンのミニフィギュアが実寸サイズで紹介されている。
もう一方のサイド。見慣れた赤背景と白文字のMARVELロゴが大きく印刷されている。
箱を開封すると中からは四角い組立説明書やパーツが入った袋が出てくる。こういったメカスーツ系はピース数が少ないものだが、ウルヴァリンのメカスーツは大きな爪のパーツによって最高クラスのボリュームだ。
組立説明書の表紙はパッケージと同じポージング。
ウルヴァリンのメカスーツはマニュアルの64ページ目に完成する。
65ページ目には同時期に発売されたメカスーツのラインナップが掲載。この76202を含めてレゴ スーパー・ヒーローズ アイアンマン・メカスーツ 76203やブラックパンサー・メカスーツ 76204が紹介されている。
レゴ スーパー・ヒーローズ アイアンマン・メカスーツ 76203
レゴ スーパー・ヒーローズ ブラックパンサー・メカスーツ 76204
説明書の最後は恒例の全パーツ一覧が印刷。
76202のピース数は全141。ウルヴァリンのコスチュームと同様に黄色いパーツが多い。
ミニフィグは一体付属。メカスーツのパイロットであるウルヴァリンだ。
ウルヴァリンはマーベル・コミックに登場するスーパーヒーロー。主にX-メンというチームの主要メンバーとして活躍する。今回のウルヴァリンは黒と黄色のかっこいいマスクバージョンだ。
ウルヴァリンはマスクを取ると白いゴーグルや食いしばった歯がプリントされた顔が出現。
ウルヴァリンのミニフィグはデュアルフェイス仕様で、前述の顔を回すとヒュー・ジャックマン似のダンディな表情にもなる。
ウルヴァリンのミニフィグは原作や劇中と同じく爪が武器。この爪はミニフィグの手に持たせる銀色のアクセサリーパーツによって再現している。爪は3本あって本数の再現もバッチリだ。
ウルヴァリンの背中にもユニフォームがプリント。しかしレッグパーツには表裏にプリントがなく、シンプルな無地の黄色だ。
ウルヴァリンを乗せよう! メカスーツのコックピットには開閉ギミック
76202はウルヴァリンのミニフィグももちろん大きな魅力のひとつだが、メインはメカスーツである。ここからはそのメカスーツをレビューしていこう。
ウルヴァリンのメカスーツは二足歩行型のロボットだ。ガンダムのようなモビルスーツというより、ボトムズのATタイプである。
メカスーツのボディの一番目立つ部分にはX-MENを示す赤いエックスマークが配置。黄色いボディの中でこの赤がいいアクセントになっており、力強さも高めている。
メカスーツの腰部分にもパワフルさを高める赤いベルトのような要素。ウルヴァリンのカラフルなメカスーツをさらに彩ることにも貢献している。
ウルヴァリンのメカスーツはスーツだから人が乗るためのコックピットを備える。
メカスーツのコックピットには開閉ギミックを搭載。
先述のエックスマークが入ったコクピットカバーを開くことで、ウルヴァリンの搭乗が可能になる。
メカスーツの操縦席にはミニフィグの足元を固定するための突起物がある。この突起物をミニフィグのレッグパーツで挟めば安定性が大きく向上。激しい戦いによる揺れ対策は万全だ。
ウルヴァリンがコックピットに乗り込んだら前面のカバーを持ち上げよう。頭と腕を出すことができる開放的なコックピットだから、視認性や動きやすさは抜群だ。
メカスーツはウルヴァリンの頭をスッキリと出すことが可能。でも露出度が高い割にミニフィグ胴体部のホールド力は高いから、開放感と安定性のどちらも両立している。
爪の迫力すごい! メカスーツでもクロー攻撃を繰り出そう
メカスーツの主兵装はウルヴァリンと同様に長く鋭く大振りな爪だ。
爪はメカスーツの全高の半分以上となる長大さ。ミニフィグのウルヴァリンが持つ爪がかわいく見えるほどのサイズ感である。
このような大迫力の爪が6本もあるとなると、メカスーツのえげつないミュータントパワーと近寄り難いオーラは相当なものだ。この爪はおそらくメカスーツシリーズ史上最もインパクトのある武器といえるだろう。
またウルヴァリンのメカスーツは爪だけでなく手自体も迫力がある。
ハンドパーツはミニフィグを鷲掴みにできるくらいのサイズは十分にあるし、4本の黒い指はそれぞれ可動。小さめのロボットでも全ての指を動かせるというのは嬉しい。掴む動作を中心に遊びの幅が広がる要素だ。
この大きな爪と手は攻撃時だけでなく防御にも使える。これで機体の前を覆えば、コックピット全体を守ることが可能だ。
レゴのメカスーツシリーズは豊富な可動部を活かしたアクション性の高さが売り。このウルヴァリンのメカスーツにおいてもそれは例外ではない。既にレビューした指の可動のように全身の関節がよく動くのだ。
肩、上腕、肘、股関節、膝、足首にはボールジョイントが採用され、スムーズかつフレキシブルに可動。
さらにボールジョイントによる可動範囲の広さに加えて保持力も優れる。細く見える腕でも大きな爪を持ち上げたまま維持できるし、片足で立つことも可能だ。
もちろん片足立ちからのキックポーズをとることもできる。足裏のメカらしいブースターが見られるキックもなかなかだ。
レゴ スーパー・ヒーローズ ウルヴァリン・メカスーツ 76202の総評
レゴ スーパー・ヒーローズ ウルヴァリン・メカスーツ 76202はまずウルヴァリンのミニフィグに目が向かう。ちょっとワルな感じの黒と黄色のマスクはあまりにかっこいい。そしてメカスーツはカラーが派手で爪のサイズも豪快。他セットのメカスーツよりも印象的な要素を備えていて、ワンランク上の出来栄えだ。機体のデザインとマスクのマッチ度も高く、非常にバランスに優れたレゴ作品といえる。
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