レゴ ニンジャゴー 空中戦艦バウンティ号 70618をレビュー! 忍者の帆船
レゴ ニンジャゴー 空中戦艦バウンティ号 70618は、カイやロイド、ウー先生などのミニフィギュアが付属し、大型帆船の空中戦艦バウンティ号を組み立てることが出来る人気セットだ。
ミニフィグはLEGO ニンジャゴーの主要キャラクターが勢揃い。空中戦艦バウンティ号は外観デザインがかっこいいことはもちろん、複数の居住スペースを備えていて船内を楽しむことも出来る。
ここからはコンプリートされたミニフィグや、多彩な装飾、ギミック、船室などを備えた豪華帆船である空中戦艦バウンティ号をレビューしていこう。
レゴ(LEGO)ニンジャゴー 空中戦艦バウンティ号 70618
甲板の下に居住空間! 空中戦艦バウンティ号は船室がすごい
ミニフィギュアは7体付属。カイやロイド、ゼン、ニャー、ジェイ、コール、そしてウー先生の7人だ。テレビアニメ『レゴ ニンジャゴー』シリーズに登場する主要ニンジャが総動員されている。
ただ、大型セットには珍しく敵方のミニフィグは一体も付属しない。完全な身内メンバーだ。もしこの空中戦艦バウンティ号の甲板や船内において白兵戦を実施する場合は、他のセットから敵役をスカウトしよう。
レゴ ニンジャゴー 空中戦艦バウンティ号は全長55センチ、全高45センチの大型帆船だ。この空中戦艦バウンティ号には前述の忍者たちが乗り込み、海または空を移動する。今回の空中戦艦バウンティ号に空を飛ぶギミックはないが、“空中戦艦”というだけあって設定上は飛行することも可能だ。
レゴ 空中戦艦バウンティ号の船首。船首像およびフィギュアヘッドとしてドラゴンの頭が取り付けられている。このドラゴンの頭は可動ギミックを備えており、口を開いたり顔を上に向けることが可能だ。
レゴ 空中戦艦バウンティ号のフォアマストとメインマストにはロープが渡されている。ロープには紋章旗やランタンが吊り下げされていて、じゃらじゃらとした雰囲気。その様子はまるで日本の夏祭りのように賑やかだ。
船首像の後ろにあり、フォアマストに隣接した場所には秘密の武器庫がある。武器庫の中には黄金の刀や釵(サイ)が収納されており、開閉ギミックを備えた武器庫カバーを持ち上げることで武器を取り出すことが可能になる。
フォアマストの後方にはキャプスタンがある。キャプスタンは錨を持ち上げるための装置だ。キャプスタンのハンドルを回して鎖を巻き上げることにより、錨を海中から引き上げることができる。
キャプスタンのすぐ後ろ、上甲板の中央には格子状のハッチがある。ハッチの下には船室があって、ハッチはその船室へ降りたり空気を取り込むために活用される。
レゴ 空中戦艦バウンティ号の釣具。この釣具はニンジャたちの食料である魚を調達するために必要なアイテムだ。釣具は縦横に可動するから、魚の動きに対応できる。
釣具の反対側にはボックスが設置。ボックスは釣った魚を入れるためのものだ。ボックスの隣にはデッキブラシやスコップも取り付けられている。
釣具とボックスの間、メインマストの周囲には箱や容器が密集して置かれている。魚ボックス、樽、急須、コップ・・・なんとなく座ってティータイムできそうな雰囲気だ。ただ、とりあえずまとめて置いておいたといった様子にも見える。
レゴ 空中戦艦バウンティ号の梯子。梯子は船尾楼の出入り口付近にあり、船尾楼甲板に上がるときに使われる。
レゴ 空中戦艦バウンティ号の帆。空中戦艦バウンティ号は帆船であるため、もちろん帆を備えている。この帆には赤いドラゴンやウー先生の紋章がプリントされており、空中戦艦バウンティ号を力強く見せることに貢献。
船尾楼の全体像。窓や“DESTINY’S BOUNTY(デスティニーズ・バウンティ)”と書かれたプレート、望遠鏡などがあり、精密な作りに抜かりはない。
船尾楼甲板の最上層。最上層には操舵室があり、舵や屋根を備える。
操舵室の屋根は折りたたみ式の風呂ふたのような形状をしていて、巻き取ることが出来るギミックを搭載。
この屋根は4分割されており、その全てが前述のように巻き取れる。
操舵室の舵。この舵は回転ギミックを備えており、実際に舵を切ることができる。
操舵室の中央にあるミニテーブルには航海図と拡大鏡が置かれている。航海図と拡大鏡はポッチによって固定。レゴ 空中戦艦バウンティ号が揺れても落ちることはない。
操舵室の背面には紋章旗や排気ダクト、ランタンなどが取り付けられている。紋章旗はまるで背中に旗を背負った武士のような格好に装着。武士が走ったときに旗が動くように、この紋章旗もはたはたと可動する。
船尾楼甲板の最上層にあたる操舵室の部分を取り除けたところ。操舵室と船尾楼はポッチによって固定されておらず、簡単に取り外せる仕組みになっているのだ。
船尾楼の内部。中の壁には複数の武器やランタン、紋章などが取り付けられている。
先述のハッチがあった甲板の一部と船尾楼を取り除いたところ。レゴ 空中戦艦バウンティ号においては操舵室のように甲板や船尾楼を取り外すことができ、船内を見ることが可能だ。
甲板と船尾楼を取ると、その下の大部分には人が活動できる空間が広がっている。ベッド、トイレ、武装、写真、手紙・・・。船内にはあらゆるものが揃っているのだ。
LEGO ニンジャゴー 空中戦艦バウンティ号 70618の総評
LEGO ニンジャゴー 空中戦艦バウンティ号は装飾の豪華さが魅力。特に甲板の装飾には特筆すべき点が多い。他の帆船では見られないロープ、甲板のあらゆる場所に配置された植物や釣具などのアイテム・・・。まさに豪華絢爛といえる帆船だ。
また、複数の船室を備えている点も大きな魅力。船尾楼だけでなく、上甲板の下にも船室を備えている。船室の多さは歴代のレゴ帆船の中においてもトップクラス、船内のインテリアの充実度を考慮するとナンバーワンだろう。甲板の下に大きな空間を備えたレゴ インペリアル・フラッグシップ 10210よりも船室が豊富だ。
凝りに凝った装飾、遊べる船室、ミニフィグのコレクション性・・・。空中戦艦バウンティ号は卓越した外観と実用性を兼ね備えた最高峰の帆船である。
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