レゴ 古代の戦士のミニフィグをレビュー! Collectible Minifigures Series 21 71029
レゴ 古代の戦士のミニフィグをレビューする。古代の戦士のミニフィグは、令和3年2月に発売されたLEGO Collectible Minifigures Series 21 71029に登場するキャラクターのひとり。ライオンの頭の形をした兜や突起が付いた武器などが特徴的だ。
古代の戦士のミニフィグが登場! 迫力のあるライオン頭の兜と棍棒も付属
古代の戦士のミニフィグのピース数は全7ピース。ネックパーツやウエストパーツが付属しないためピース数は少なめ。ミニフィグスタンド以外は黄色系のパーツとなっており、兜のデザインと同じく全身の色においてもライオンやタイガーを連想させる。
古代の戦士は兜を被り、大きな棍棒と盾を持った歩兵だ。どこかの国、もしくは種族や部族に所属。古代ということだから、紀元前数千年から紀元後数百年の間に活躍したと思われる。
その充実した装備から見て、強力なエリート兵士だろう。スターウォーズのキャラに例えるなら、以前レビューしたエリート・プレトリアン・ガードのような精鋭感だ。
古代の戦士を横から見ると、鎧のアクセサリーパーツを装備していないため体は薄い。しかし、兜のたてがみによって頭部の厚みはとてもボリュームがある。さらに棍棒とシールドを持たせれば、全体としては迫力満点だ。体格のやや貧弱な部分を補って余りある。
古代の戦士を後ろから見ると、やはり一番目立っているのは兜だ。特に兜の羽根飾りは印象的。10枚の羽根飾りが後ろに向かって伸び、たてがみを構成する様子は奥行きを感じさせる。まるでインディアンが被る冠のウォーボンネットを思わせるデザインだ。
前述までの通り、ライオン型の兜は古代の戦士のミニフィグにおいて最も特徴的な要素。ライオンの目や鼻、口、耳、牙、たてがみを備え、非常に迫力がある。目と耳の周辺にはまだら模様もプリントされており、情報量も申し分ない。ただ、実際のライオンにはまだら模様が存在しないため、タイガーの要素も取り入れられているのかもしれない。
古代の戦士のヘッドパーツは両面仕様。ライオンの被り物の口から覗くA面の顔は戦闘モードの猛々しい表情だ。兜の牙の間から自分の鋭い歯も見せながら凄んでいる。目の回りに施された民族的な赤いメイクとともにインパクト抜群だ。こんなすごい形相で迫ってこられたら恐ろしくて堪ったものではない。以前レビューしたラバリアといい勝負だ。
だがB面の顔は先ほどとうってかわって柔和な表情。まるで柴犬のように優しげな表情で相手を見つめる。こんなかわいい顔をされれば、相手はつい警戒心を捨ててしまうだろう。しかしそれが古代の戦士の狙い。そうやって敵が油断したところで柴犬からドーベルマンに豹変し、棍棒をもって叩き潰すのだ。まさに羊の皮を被った狼である。
古代の戦士は全身に施されたまだら模様も印象的。先述の兜にあったまだら模様をさらに強調したパターンが全身にペイントされている。
この黒いまだら模様は古代の戦士の野生的な雰囲気を高めることに大いに貢献。まるで虎のようなゼブラ模様によって古代の戦士の躍動的かつスピード感溢れる戦い方が想像できる。
古代の戦士の武器は剣、ではなく棍棒。一見すると形状は剣のようだが色は茶色であり、木製だと分かる。棍棒には黒い持ち手が付けられ、もちろんミニフィグに持たせることが可能だ。
さらに棍棒には黒い突起が8つ取り付けられていて、棍棒の打撃力を増幅。この突起付きの棍棒で殴られた者はまるで象に踏まれたマッケンチーズのようにぺしゃんこだ。実にえげつない棍棒である。もしこの打撃に耐えられるとすれば、“象が踏んでも壊れない”というアーム筆入くらいだろう。
古代の戦士は防御アイテムとして盾も装備。形状は以前レビューしたバイキングのような丸盾になっており、適度な防御力と取りまわしの良さを備える。
さらに金色の煌びやかさや国宝級のイケメン顔がプリントされている点など、デザイン性も優秀。この盾を使えばその黄金の輝きとイケメンの威光により、あらゆる攻撃が避けていくことだろう。
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