レゴ 植物モンスターのミニフィグをレビュー! ミニフィギュア シリーズ14 71010
レゴ 植物モンスターのミニフィグは、レゴ ミニフィギュア シリーズ14 71010に登場するキャラクターだ。この植物モンスターは大きく張り出した豪華な被り物や特殊な鞭が特徴的。
被り物は捕虫葉!? 食虫植物のプラントモンスター
レゴ ミニフィギュア シリーズ14 71010のパックの中には、全7ピースとカタログが1枚入っている。パーツとカタログはどちらも緑色で統一感があり、とてもナチュラルな雰囲気だ。
レゴ 植物モンスターおよびプラントモンスターのミニフィグは自然由来の植物キャラクターだ。彼はピンクと黄緑色の被り物や、ひょうきんな顔のヘッドパーツ、茎のボディパーツとレッグパーツによって構成。そして手にはトゲトゲの蔓および鞭を持つ。
そのピンクや黄緑といった明るい色合いは威圧感がなく、とても親しみやすい雰囲気だ。また、被り物の中から覗いた愛嬌のある表情はご当地ゆるキャラのような癒し系。そこらへんで見かけそうな気軽な観葉植物感とご当地感を兼ね備えている。まさに誰からも好かれそうな見た目だ。
ただ・・・植物モンスターの被り物をよく見て欲しい。被り物の内側に、なにか薄ピンク色の部分がないだろうか。ピンク色の中に唐突に薄ピンク色の部分が。。。なんということだろう、この植物モンスターには“舌”があったのだ。
植物モンスターは実は食虫植物だった。被り物は捕虫葉になっている。ピンク色は虫を誘うための花のダミー、そして薄ピンクの部分は舌だ。その姿は同じ食虫植物であるハエトリグサに似ている。
愛嬌のある顔をして食虫とは、意外と油断ならないヤツ・・・さすが“モンスター”と名乗るだけのことはある。名前の通り、ただかわいいだけのキャラではなかったのだ。
植物モンスターは鮮やかな花のダミーに魅力を感じた虫がのこのことやってきたところを、この捕虫葉によってキャッチする。そう、捕虫して食べるのだ。なんてこった。
おそらくトゲトゲのつるも捕虫の際に活用されるのだろう。より大物を捕らえたときには、捕虫葉だけではガッチリとキャッチし切れないかもしれない。そんなとき、このトゲトゲ鞭によってさらに囲い込んでキャッチの補足をするのだ。
捕虫葉の後頭部にはキャベツの葉脈のような筋がある。筋は太く、これが本当にキャベツならばややみずみずしさに欠けるだろう。このバリッと硬そうな筋は植物モンスターを生々しい生物感に仕上げていて、正面から見たときとはまた違う印象を与えるのだ。
捕虫葉の被り物は前方に大きく張り出している。見事な捕虫葉だ。この捕虫葉のリーチをもってすれば獲物をカプッと、いやガブッと、いやいやガップリと・・・表現はともかく、ガッツリと捕まえることが可能だろう。
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