レゴ シティ 2019 アドベントカレンダー 60235をレビュー! 眼鏡のサンタやカーリングも
レゴ シティ 2019 アドベントカレンダー 60235をレビューする。2019年のシティ アドベントカレンダーにはサンタクロースのミニフィグはもちろんのこと、カーリングや雪合戦のカタパルトといった遊べる要素が豊富だ。耳あて付き帽やマフラーなどのミニフィグアクセサリーも充実している。まさに例年以上に魅力的なクリスマスセットだ。
目次
- 2019年は眼鏡のサンタクロース! プレゼントはリュックに
- カーリングコーナーが登場! 氷上のチェスで遊ぼう
- 本は実際に開く! ロッキングチェアでゆったり読書
- クリスマスチキンを味わおう! コンロにはケーキも待機
- 乗り物は3種類! 除雪トラクターには例の空飛ぶ少年
- カタパルトで壮大な雪合戦! 薪割りコーナーも
- 天体望遠鏡で星を見よう! マフラー姿の女性写真家も
- レゴ シティ 2019 アドベントカレンダー 60235の総評
レゴ(LEGO) シティ 2019 アドベントカレンダー 60235
2019年は眼鏡のサンタクロース! プレゼントはリュックに
2019年のシティ アドベントカレンダーにもサンタクロースのミニフィグやクリスマスツリー、プレゼントといった定番アイテムが登場する。
サンタクロースのミニフィグは眼鏡をかけたバージョン。このメガネver.は2017年以来2年ぶりの登場となる。眼鏡のサンタとしては通算2人目となるだろうか。筆者のように2017年のセットをスルーもしくは買い逃した層にとって、このデザインの違いはコレクションする動機になる。
今回のサンタは髭のネックパーツだけでなく、背負えるリュックも付属。これまでは口を絞った手持ちタイプが多かったが、珍しくバックパックタイプである。このリュックには手に持っている薄いプレゼントを入れることができ、ハンズフリーサンタを実現。
プレゼントは全4種類。前述のサンタさんが背負う薄型の他に、正方形の箱、靴下タイプ、筒型がある。今年もバリエーションに富んだ形状が揃っているようだ。ラッピングの色もカラフルだから、ツリーの周りが一段と華やか。
プレゼントの山を見つけたら、まず一番大きなオレンジ色の箱を開けてみよう。中にはおそらく今冬の新商品である、レゴ クリエイター エキスパート ジンジャーブレッドハウス 10267が入っている。筒型の箱にはおそらくレゴランドのチケットだ。その他、どの箱を開封してもワクワクするようなプレゼントばかりである。
クリスマスギフトのそばにそびえ立つのはクリスマスツリー。クリスマスツリーはシティ アドベントカレンダーシリーズにおいて登場しないことはないほど定番の季節アイテム。毎年少しずつデザインが変更されており、今回も本体の形やツリートップのデザインが異なっている。
例えばツリートップ。2018年はフィギュアのオーナメントだったが、2019年の今回はトゲトゲした形状。どうやら忍者の武器である釵に使われるミニフィグアクセサリーが採用されているようだ。
カーリングコーナーが登場! 氷上のチェスで遊ぼう
氷の上にはカーリングコーナー。赤・青4つのストーンと中心の目印が置かれており、いつでも“氷上のチェス”が行える環境だ。ストーンが2色あることで、2チームによる対戦もできる。
スウィーパーおよびデッキブラシで氷を掃けば、ストーンの距離を伸ばすことも可能だ。このカーリングコーナーは雪合戦装置とともに、2019 アドベントカレンダーの遊べる要素のひとつとして貢献してくれるだろう。
カーリング場には2人のスポーツパーソンがいる。デッキブラシを持ったおじさんと、耳あて付き帽子を被った少女だ。
おじさんのミニフィギュアはぐにゅぐにゅしたホースのような防寒グッズを被り、デッキブラシを持っている。スウィーパーであるおじさんはこのブラシで氷をスウィープし、ストーンが滑る距離を調節するのだ。
スノーボードに乗っているのはスポーツ少女。少女は防寒対策のためのウシャンカという耳あて付き帽子を被っている。スノーボードはウシャンカを被った少女の持ち物。スノーボードにはポッチが2つ付いており、ミニフィグ1体を乗せて両足を固定することが可能だ。
本は実際に開く! ロッキングチェアでゆったり読書
暖炉やライトのそばにはロッキングチェアがある。それに座っているのは本好きのおばあさん。おばあさんは眼鏡をかけているが、これはおそらくハズキルーペだろう。ロッキングチェアに腰掛けながら、サイドテーブルの上に置かれたライトの灯りを頼りに本を読む。そういったゆったりとした時間を楽しめる場所だ。
女性が読みふけっている本、これがまたおしゃれ。格調の高い分厚い表紙に、本当に表紙を開けるギミックを搭載・・・まさに最高のアクセサリーパーツとなっている。
この本は高級モデルに付属することが多く、あまり数が流通していないため希少性が高い。だが2019年、手頃なアドベントカレンダーに登場したことは嬉しい限りだ。
時計の隣には暖炉がある。この暖炉にはふたつの火が燃え、部屋を温めているのだ。この暖炉に火を入れれば、楽しいクリスマスの夜だって快適に過ごせるだろう。
暖炉の隣には柱時計がある。この柱時計には時間が精巧にプリントされており、正確な時刻を教えてくれる。この時計をしっかりと確認すれば、楽しみにしていた聖夜限定スペシャルドラマや歌番組だって見逃すことはない。
ロッキングチェアの隣にはデスクライトがある。手元をほのかな灯りで照らしたいときに使う照明器具だ。このデスクライトは主におばあさんが本を読むときに点けられる。
クリスマスチキンを味わおう! コンロにはケーキも待機
クリスマスのテーブル。このテーブルには赤白のテーブルクロスが敷かれ、その上にチキンレッグやリーフレタスといったクリスマスのディナー、そして透明なカップが並べられている。
赤白のテーブルクロスに緑のレタス・・・まさにクリスマスらしい色合いの楽しげな食卓だ。ディナーの時間になったとき人々はこのテーブルを囲み、クリスマスの料理や特別なドリンクを堪能する。
カフェテーブル。このサイドテーブルにはクッキーとミルクポットとロウソクが載せられていて、ダイニングテーブルとは別に軽食を楽しめる場所。サイドテーブルのそばに立って外の景色を眺めながらクッキーを食べる時間はおしゃれだ。
カフェテーブルの近くにはガスコンロがある。コンロ台の上にはフライパンが載り、グリルにはホールケーキの焼き立てスポンジが待機しているようだ。この2019セットにはケーキが付属していないが、どうやら作っている途中だったらしい。
乗り物は3種類! 除雪トラクターには例の空飛ぶ少年
タケコプターの少年と除雪トラクター。少年はおそらく以前掲載したレゴ シティ ミニフィグセット 楽しいお祭り 60234をレビューの彼だろう。なぜなら頭にトレードマークと言えるタケコプター付きのキャップ帽を被っている。彼は夏のミニフィグセットから冬のアドベントカレンダーと2シーズン続けて登場するイベント好きの少年のようだ。
その少年が運転する除雪トラクターはミニフィグひとりが乗車できる重機。この除雪車による活動は社会貢献度が高く、操縦者の少年はそのボランティア精神を世界から称賛されることだろう。
おじさんが乗っているのはスノーモービル。レゴ シティ スノーモービル 60032のデザインに似ている。このセットにおいて最も作る難易度の高いユニットだ。このスノーモービルにはミニフィグ1体を乗せることができる。なお、おじさんが持っているスプレーのようなものが何なのかは分からない。
シベリアンハスキーとソリ。シベリアンハスキーはシティのアドベントカレンダーシリーズにおいて常連の動物フィグだ。今回はソリを引く担当。昨年はソリを引かずに休養、一昨年は付属していなかったため、2016年以来となる久しぶりの実線復帰だ。
ハスキー犬と繋がれたソリのほうは一人乗り。おそらくサンタクロースの乗り物だろう。サンタはこのソリに乗って家々を回り、プレゼントを届けるのだ。ただ、これまでのソリには荷台がある場合が多かったが、今回はサンタさんが乗るスペースしかない。
そうなるとどうやってプレゼントを運ぶのか、ということが心配になるかもしれない。だがそんな心配はご無用。今回のサンタは背中にプレゼントを入れる袋を背負っているため、荷台は必要ないのだ。
カタパルトで壮大な雪合戦! 薪割りコーナーも
雪合戦のときに使う雪玉の投擲機と雪の壁。投擲機は雪合戦における最大の飛び道具だ。鉄砲タイプではなくカタパルトタイプとなっており、より範囲攻撃能力が高い。
さらに、実際に雪玉を投擲できるギミックを搭載。レゴの世界でもダイナミックな雪合戦が楽しめる仕組みだ。カタパルトに雪玉をセットし、対象に狙いを定め・・・“てこ”の原理を利用して雪玉を飛ばし、猛烈なアタックを繰り出そう。
雪の壁は雪玉の攻撃を避けるためのもの。この壁を活用すれば、対人だけでなく、前述の驚異的なカタパルトのショットからだって身を隠しながら戦える。隙を見てこちらも雪玉を繰り出し、カタパルトを破壊したり、相手にぶつけて雪合戦の勝利を目指そう。
スノーマンおよび雪だるま。当サイト内のレゴ シティ 2018 アドベントカレンダー 60201をレビューにおいても紹介したシルクハットの雪だるまに似ている。胴体や下半身のデザインが異なるものの、シルクハットを被っている点や赤いマフラーを身につけているところなど、そっくりだ。最近のレゴの世界では雪だるまはどうやらシルクハットを被ることがトレンドらしい。
薪割りコーナー。薪割り用の木や斧、切り株の薪割り台によって構成されている。斧の斧頭は赤色に塗装されており、目新しいデザインだ。このセットにおいて特徴的なアクセサリーパーツのひとつといえるだろう。
家の暖炉に火を灯すときにはこの貴重な斧を使おう。薪を割って部屋を温める材料を調達するのだ。また、時間があるときには、雪だるまの手を作る際にも活用できる。
天体望遠鏡で星を見よう! マフラー姿の女性写真家も
天体望遠鏡。この望遠鏡は上下に動かことができ、クリスマスの夜空の星を思いっきり眺めることができる。
前述の天体望遠鏡で天体観測を行っているのはプロの女性写真家。防寒対策のためにニット帽を被り、マフラーを巻いている。このオレンジ色のマフラーはファッション性が高く、彼女のセンスが感じられるアイテムだ。
マフラーはさほど付属するものではなく、カラーバリエーションも含めると希少価値が高い。レゴユーザーとして嬉しいミニフィグアクセサリーだ。
女性はフォトグラファーであるため、その手にはカメラを持っている。シャッターチャンスを逃すことがないよう、常に撮影できる態勢を整えているのだ。
素晴らしい瞬間を捉えるには最高のカメラが必要。そのため彼女はカメラに相当の投資を行っているはずだ。おそらく機種はソニーα7だろう。彼女はこのカメラを駆使し、今日もベストショットを追い求める。
レゴ シティ 2019 アドベントカレンダー 60235の総評
2019年のシティ アドベントカレンダーはいつにもまして色鮮やか。赤いサンタや青い服のスポーツパーソン、緑のタケコプターマン・・・。カラフルなミニフィグたちが揃っている。
カーリングや雪合戦のカタパルト。これらもまた例年以上に遊べるアイテムだ。赤い斧やマフラーといったアクセサリーも豊富。あらゆる要素において完成度の高いセットに仕上がっている。
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