レゴ スター・ウォーズ マンダロリアン バトルパック 75267をレビュー! ミニフィグは戦隊ヒーローの色分け
レゴ スター・ウォーズ マンダロリアン バトルパック 75267をレビューする。このセットはマンダロリアンのミニフィグやスピーダーバイク、ミニ要塞を組み立てることが出来るバトルパックだ。
マンダロリアンのミニフィグは全員のデザインが異なる豪華仕様。ここからは、まるで戦隊ヒーローのように色分けされたマンダロリアンのミニフィグやユニットなどをレビューしていこう。
レゴ(LEGO) スター・ウォーズ マンダロリアン(TM) バトルパック 75267
目次
マンダロリアンのミニフィグが4体も! 豪華なバトルパック
レゴ スター・ウォーズ マンダロリアン バトルパック 75267のピース数は全102。開封して取り出したパーツには4色のミニフィグが含まれているため、少しカラフルに見える。
マンダロリアンのミニフィグを組み立てて散らばったパーツの中に並べると、瓦礫の中に立つスパルタンのようだ。
このバトルパックにはミニフィグが4体付属。4体ともマンダロリアンの戦士だ。これまでのバトルパックなら、商品名になっているメインのミニフィグは3体までというのが定番。しかし今回のバトルパックでは4体全てマンダロリアンとなっている。
このように同種のミニフィグだけで構成されたバトルパックはとても珍しいことだ。マンダロリアンのミニフィグを集中的に入手したいファンにとって、これ以上ないバトルパックといえるだろう。
なにせマンダロリアンのミニフィグ自体があまりセットに付属するようなものではない。付属したとしても、たいてい1体のみだ。それにも関わらず、手頃なバトルパックにおいてマンダロリアンが4体も揃うというのは豪華。
また、全部マンダロリアンといっても4体ともデザインは異なっており、単調さが全くない。それぞれに個性があり、数を揃えられるだけではない面白味があるのだ。
レゴ 青いマンダロリアンのミニフィグ。戦隊ヒーローでいうところのブルー担当だ。このバトルパックでは個人名や隊長などといった情報は示されていないため、正確なことは分からないが・・・
おそらく、どのようなことも爽やかにこなす器用さを備えているだろう。例えばあそこの5人を倒せと指示されれば、3人余分に倒してくる。言われたことだけでなく、いろいろ立ち回ってくれるタイプだ。
このバトルパックのマンダロリアンは全員がマントを纏っている。全員マント姿というのもこれまでのバトルパックではほぼないことだろう。そしてもちろん、マンダロリアン・ブルーも豪華にマントを羽織る。
しかし、そのマントの色はアーマーと同じではない。青ではなく、緑色のマントをチョイスしているのだ。空を思わせる青に自然を感じさせる緑・・・実に軽やかなファッションだ。
レゴ 緑のマンダロリアンのミニフィグ。戦隊モノのグリーンで言えば他のマンダロリアンの兄弟、それもおそらく兄ポジションだろう。ちょっとばかしツンデレの気があり、最初は敵対しながらも、紆余曲折を経て心強い仲間になる。
その戦闘力は絶大で、決して仲間を見捨てることはない。いざとなれば自分が犠牲になることもいとわない男気タイプだ。
マンダロリアン・グリーンも背中にマントを羽織る。先述のブルーと同様、ボディカラーとは異なっており、マントは茶色だ。もしヘルメットの緑色とマントの色を合わせたければ、ブルーが羽織る黄緑色のマントと入れ替えるのがいいだろう。
マンダロリアン・グリーンのミニフィグにはマントだけではない、プラスアルファの要素がある。それはヘルメットに取り付けられたアンテナだ。
アンテナはヘルメットの左右の“こめかみ”付近に開いた2ヶ所の穴のどちらかにはめることによって表現。後付パーツとなっていることにより、アンテナを動かせる仕組み。通信具合によってはこのアンテナの角度を前後に調節して対応しよう。
レゴ 白いマンダロリアンのミニフィグ。どちらかというとグレーだが、戦隊的にはホワイト担当といえる。おそらく彼は戦闘力はそこそこだが、諜報活動能力や危険察知の能力が高い。ホワイトという特性だけでなく、アンテナ付きということからもそのことは明らか。情報の正確さにおいてこの部隊の中で右に出るものはいないだろう。
マンダロリアン・ホワイトのマントは黒色。ダークサイドのダース・ベイダーやカイロ・レンが羽織っているような漆黒のマントだ。彼のようにグレーのアーマーを装着したミニフィグは、黒いマントがよく似合う。
レゴ 茶色いマンダロリアンのミニフィグ。少し無理やりだが・・・レッド、もしくはレッド兼ブラック担当だ。おそらく彼は敵を前にしても怖気づくことのない勇気を持ち、行動力と継戦能力を備えているだろう。どんな目に遭っても何度でも立ち上がる、そんな猛者だ。
そのマンダロリアン・レッドの背中は茶色のマントが覆っている。色や形状はグリーンが身に着けていたマントと全く同じものだ。茶色のヘルメットに茶色のマント・・・シンボルカラーとマントの色が変えられていた前述までのマンダロリアンとは組み合わせが違う。マントの色がヘルメットや装甲と同系色であり、非常にマッチしている。
マンダロリアン・レッドはグリーンやホワイトのようなアンテナを持たない。しかし、彼のヘルメットを別のアイテムによって装飾することはできるかもしれない。そのアイテムとは・・・頭に付けるバイザーだ。
バイザーは帽子のツバのように目を覆うアイテム。アンテナを取り付けるヘルメットの左右の両穴にはめて使う。パッケージや組立説明書にはイメージや使い方が載っていないため分かりにくいが、アンテナの代わりに使えるアイテムなのだ。
このバイザーを使えば、アンテナ組より寂しい頭を救済することができるだろう。アンテナ組にちょっと嫉妬していたツルツルのマンダロリアンたちも喜ぶはずだ。
マンダロリアンのスピーダー! 防衛戦に有利なミニ要塞も
ミニフィグの後はマンダロリアンたちのスピーダーバイクやミニ要塞をレビューしていく。まずはスピーダーバイクからだ。
スピーダーバイクは一人乗りで、ミニフィグ一体分の操縦席やハンドル、スタッドシューターなどを備える。機体の左右にある固定式のスタッドシューターには赤い弾を実際に発射できる定番ギミックが搭載。
スタッドシューターはこのスピーダー唯一の武装だが、小さい機体ながら2門の武装を備えていることは強力だ。
スピーダーの機尾には赤いクリアパーツが使用され、エンジンを表現。
このバトルパックではスピーダーだけでなくミニ要塞も組み立てられる分、スピーダーの大きさは他のバトルパックの乗り物よりも小さめになっている。そのためか、機体の裏には浮いてみせるための透明なラウンドパーツが採用されていない。
スピーダーの次はマンダロリアンのミニ要塞。このミニ要塞にはマンダロリアン一人を配置できるスペースや、シューターを固定できる岩を備えている。
ミニ要塞は高さや防護性のある岩により、天然の要害として機能。砲手は堅固な岩に囲まれ、身を隠しながら攻撃することができる。
おそらく、ミニ要塞はマンダロリアンたちのアジトだろう。さすが戦闘民族のマンダロリアン。どこに布陣すればいいのかよく分かっている。この堅固なミニ要塞を活用すれば、意気揚々と攻め込んできた敵を返り討ちにすることも容易なはずだ。
レゴ スター・ウォーズ マンダロリアン バトルパック 75267の総評
レゴ スター・ウォーズ マンダロリアン バトルパック 75267はマンダロリアンのガンファイターが4人も登場する豪華なセット。特にマンダロリアンそれぞれのプリントは凝っている。
レゴの説明を読むとネット限定配信TVドラマ「マンダロリアン」の世界をレゴ化しており、最新性も高い。ミニフィグの豪華さ、話題のタイムリーさ・・・コレクション性と鮮度を兼ね備えた魅力的なバトルパックだ。
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