ミサイル発射のスピーダー! レゴ スター・ウォーズ 75079 シャドウ・トルーパー
レゴ スター・ウォーズ シャドウ・トルーパー バトルパック 75079は、2種類のダークなミニフィギュアとスポーティな戦闘機が組み上がるバトルパックだ。色違いの目新しいストーム・トルーパーやデザイン性の高いスピーダーが魅力。それではレビューしよう。
ライトセーバーが2本も付属
ミニフィグは4体。銀河帝国のシャドウ・ストームトルーパーとシャドウ・ガードが2体ずつだ。
こちらがシャドウ・ストームトルーパー。一般的なストームトルーパーが白い装甲なのに対し、こちらはダークグレーの装甲となっている。オリジナルはブラックホールのように黒々しかったが、レゴ版はそうでもない。黒さが抑えられ、スタイリッシュな印象だ。模様や形状は一般とほぼ同じものの、ただホワイト部分がダークグレーなったわけではなく、ヘルメットの前面やアーマーの一部はグレーになっており、凝ったペイントが施されている。
後ろ姿。背中を縁取るように色の薄い部分があるものの、背面から見ると色の違いだけのようにも見える。
武器はスタッド・ブラスター。もちろん赤い弾の発射ギミックがある。
シャドウ・ガード。TVゲーム「スター・ウォーズ フォース・アンリーシュド」に登場する。黒いマスクや黒いマント、シワの寄った黒い服を身にまとい、全身が見事な黒装束だ。まさに“影”という名にふさわしい暗殺者のようなダーク感が漂う。ヘッドパーツには顔がペイントされておらず赤色のみ。マスクから覗くこの赤い無表情な一つ目が不気味さを感じさせる。パルパティーン皇帝に仕えるレッド・ガードおよびインペリアル・ロイヤル・ガードとよく似ているため、シャドウ・ガードも精鋭部隊のようだ。
武器はライトセーバー。ダークサイドということで、ダース・ベイダーのように赤いブレードを放つ。柄の部分はコンパクトなジェダイのものと異なり、ブレードよりも長い特徴的な形をしている。真ん中のほうを持てば両刃のように柄の部分も武器になりそうだ。はたまた端のほうを持てば、槍のような使い方もできるかもしれない。
ミサイルを撃てるスピーダー
スピーダーは2人乗り。前と後ろの席に分かれ、どちらも背もたれが完備されている。パッケージや組み立て説明書を見ると、このスピーダーは主にシャドウ・ストームトルーパーが使うようだ。もちろんシャドウ・ガードが乗り手でもいいが、マントを外さなければ乗せにくいかもしれない。
スピーダーの前方には左右にグレーの機銃が備えられている。機銃にはそれぞれ小さな黒い翼が取り付けられており、これは上下に動かして角度を変えることが可能だ。
機体後部には大きな両翼がある。スピーダーは翼を持たないタイプも多いが、これはなかなか立派な両翼だ。やはり精鋭部隊の機体ということで高性能な作りなのだろうか。翼を見るかぎり、通常の3倍の速度は出そうだ。もしこのシャドウ・スピーダーに見つかれば、逃げ切ることは難しいだろう。反乱軍にとって脅威になるのは間違いない。
スピーダーはミサイルで武装する。先ほどの両翼にはフリック・ミサイルをセットできるのだ。セットしたミサイルを後ろから押せば、実際にミサイルを発射することも可能。反乱軍を見つけたら、発射ギミックのあるこの2本のミサイルでロックオンしよう。
後部座席のそばには武器を取り付けておける。戦闘の気配がないときは搭乗者のスタッド・ブラスターをセット。
スピーダーの中央にはクリアパーツが組み込まれている。後ろからライトを照らせば、このクリアパーツが光って見えてかっこいい。スピーダーはクリアパーツの使いどころも見所のひとつだ。
レゴ シャドウ・トルーパーの総評
希少な黒いストームトルーパーもさることながら、低価格なバトルパックにおいてライトセーバーが2本も付属するのは太っ腹。ライトセーバーのブレード部分が不透明なセットもある中、このバトルパックはちゃんとクリアパーツになっているのだ。また、スピーダーの完成度も高い。シャドウ・トルーパーと調和のとれた黒いスピーダーはかっこよく、デザインが洗練されている。精鋭部隊にふさわしい高級感がある機体だ。ミニフィグと乗り物、どちらも黒を基調としてまさに暗黒面というバトルパックだった。
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