レゴ クリエイター 深海生物 31088のシャークをレビュー! カニや宝箱も
レゴ クリエイター 深海生物 31088のシャークは、レゴ クリエイター 深海生物 31088の3IN1のひとつであるサメをメインに、カニや宝箱も組み立てることが出来るセット。口やヒレなどが動くレゴ シャークはとてもリアルだ。爪や足が動くレゴ カニはコミカル。ここからはレゴ シャークとカニの見た目やギミックなどをレビューしていこう。
目次
- サメ! カニ! 宝石! 深海の高級感あふれるラインアップ
- 目と口がリアル! 何ヶ所も可動する深海生物のシャーク登場
- 潤んだ瞳のカニ! ここに深海生物の名脇役誕生
- レゴ クリエイター 深海生物 31088の総評
サメ! カニ! 宝石! 深海の高級感あふれるラインアップ
パッケージの表。シャークがカニのそばを横切る様子が描かれている。その勢いはまるで改札を突っ切るスイマーのようだ。
パッケージの裏面。シャークやイカやアンコウといった3イン1のラインアップがプリントされている。フカヒレ、イカゲゾ、アンコウ鍋と、まさに豪華なグルメのラインアップだ。
レゴ クリエイター 深海生物 31088の箱を開封したところ。中にはシャークとイカとアンコウそれぞれの組立説明書3冊や、パーツのサイズ別に分けられた3つの袋が入っている。
パーツを袋から取り出したところ。ピース数は全230で、クリスタルやカニ爪などのパーツが少し余る。
カニを組み立てたところ。レゴ クリエイター 深海生物 31088においてはメインのシャークからではなく、カニから組み立てる。やはりいきなりフカヒレ!というよりは、カニ爪からということだろうか。
カニの次は宝箱を組み立て。シャークはどうやらトリのようだ。やはりカニ爪の後は輝かせる必要があるらしい。
宝石箱の後はいよいよシャークを組立て。シャークはまず頭部から取り掛かる。この頭部には目や口や鰓孔などが再現。頭部は「さめの酢くめ」という料理に使われるらしいが、フカヒレはない。
頭部の次は胴体。胴体には第一背びれと胸びれがある。
胴体の次は後部と尾びれ。後部には腹びれ、尾びれには尾鰭上葉と尾鰭下葉がある。最後に頭部、胴体、後部、尾びれという4つのユニットを連結すれば、シャークの完成だ。
目と口がリアル! 何ヶ所も可動する深海生物のシャーク登場
シャークはミニフィグ5体分くらいの長さ。ミニフィグを180センチの人間として考えた場合、なんと体長は9メートルにもなる。体長6メートルあれば巨大と言われるホホジロザメの1.5倍ものサイズだ。絶滅したと考えられる史上最強のメガロドンの半分サイズとはいえ、現代において驚異的な大きさを誇っていることは確かである。
また、レゴのシャークにおいてもここまで大きいものはあまりないだろう。ぱっと思いつく最大級のサメといえば、レゴ ニンジャゴー ガーマドンのシャークメカ 70656くらいだ。
レゴ (LEGO) ニンジャゴー ガーマドンのシャークメカ 70656
シャークの口。白い口の中には18本の歯とピンクの舌がある。歯は上顎と下顎に9本ずつあり、噛み合わせは完璧だ。ただ歯はやや黄ばんでいるため、ホワイトニングが推奨されるかもしれない。舌に関しては綺麗なピンク色だから、健康状態は良さそうだ。
シャークの口には動くギミックがある。下あごの部分が開閉するのだ。人間の噛む力は数十キロだがサメの顎の力は数百キロ・・・シャークはこの口の開閉ギミックと持ち前の噛む力によって狙った獲物を狩っていく。
シャークは宝石も好きかもしれない。時には生き物の獲物から気移りして、宝石を食べることも・・・。なんてリッチなシャークだ。
シャークは獲物を襲うという運動の他に、特別なトレーニングをこなすかもしれない。もしそういったことがあるとするなら、それはやはり最大の武器である顎を鍛える動作だろう。このシャークは優れた知能と天敵シャチとの戦いで鍛え抜かれた体幹の強さを活かして、逆立ち特訓を編み出す、だろうか。
シャークの頭部には口の他にもちろん目もある。目は緑色になっていて、死んだ魚の目をした現実のサメの黒目より活きがいい。そのつぶらな瞳はまるで見る者に“食べさせて”と訴えかけているよう。ただ、怪しく光っているように見える分、なんともいえない怖さも感じさせる。
なお、この目は面白いパーツの組み合わせによって再現。黒とグレーの2種類のテクニックパーツの中にグリーンのクリアパーツの棒を通すことにより、一本の棒だけで両目を表現しているのだ。
シャークの胴体の上には第一背鰭がある。第一背びれは7つのパーツにより、単純な三角形ではなく変化のある造形を実現。この第一背ビレはパニック映画『ジョーズ』において背びれだけが見える有名な演出のそれや、高級食材であるフカヒレと同じ部位だ。
サメの胴体の側面には胸鰭がある。胸鰭と胴体はテクニックパーツであるボールジョイントによって接続されており、胸鰭を動かすことが可能。この胸鰭は前述の第一背鰭と同様にフカヒレにもなる部位だ。
サメの後部には腹鰭がある。腹びれは旗パーツのように取り付けられており、上下には稼動させることが可能。この腹びれも、シャークにおいて最も得られる量が少ないものの、フカヒレに使われる部位だ。
サメの最後尾には尾鰭がある。尾鰭は尾びれ上葉と尾びれ下葉で構成されており、上葉と下葉は接続部から少し動く。この上葉と下葉のうち下葉は、これもまたフカヒレだ。
サメのボディカラーは青色と白色の2層になっている。実際のサメも上半分の体の色が濃く、下半分は薄い。レゴ クリエイター 深海生物 31088のサメは実際のサメよりもやや極端な色分けかもしれないが、メリハリの効いた色分けによって分かりやすいかっこよさがある。例えるなら、シャリの上に乗ったフカヒレのようなかっこよさだろうか。
潤んだ瞳のカニ! ここに深海生物の名脇役誕生
シャークの次はカニをレビュー。レゴ クリエイター 深海生物 31088においてカニは捕食者であるシャークとは対照的な存在として登場。カニは2本のハサミや6本の足や潤んだ瞳などで構成されている。
リアルなシャークとは異なり、大げさなハサミと短めの足でデフォルメ化。大きなハサミはそれだけ蟹の身がたっぷり詰まっていることを期待させる。
プリントパーツによって表現された、黒目に白いハイライトが入った目は漫画チック。デフォルメされた体とマンガ風の目を持つカニはとてもコミカルな印象だ。
カニの足はこのように動かすことが出来る。6本の足がそれぞれ可動するのだ。
カニのハサミも動かせる。
このようにハサミを閉じたり広げたりすることによって物を掴むことだって出来るのだ。
器用なハサミを有効に活用して海草を掴み、それをシャークの口へ持っていけば・・・シャークの気を逸らせて襲撃をかわすことができる、かもしれない。
さらにハサミを使って立つことも可能。ハサミを足にして、足を爪にチェンジするのだ。何か細かいものを掴むときはハサミを使うよりも足でキャッチしてほうが都合がいいかもしれない。ただ、この姿はホラー映画に出てくるクリーチャーのようだからグロテスクではある。
最後は宝箱をレビュー。宝箱は海底の海草が生えた岩のそばにある。この宝箱が大英帝国の海軍の帆船が沈没したときに落としたものか、海賊船が轟沈した後に残されたものかは分からない。
だが、それなりの権力者の持ち物であったことは確かだろう。宝石箱の中には金の杯やコイン、円盤、クリスタルなどといった豪華な貴金属が詰まっている。この煌びやさを前にすれば、カニだって魅せられてしまうかもしれない。
宝箱はテクニックパーツによってディスプレイされているから、少し持ち上げることが出来る。宝箱を持ち上げることによって・・・特には何も起こらない。
レゴ クリエイター 深海生物 31088の総評
シャークは口やヒレを動かせるだけでなく、顔と胴体、胴体と後部、後部と尾鰭の各接続部が可動する。派手なポーズをとることまではできないが、多くの箇所を動かせることは魅力的だ。
また、カニや宝箱が付属することも嬉しい。カニや宝箱が付属することによって、シャークだけよりも深海の風景が賑やかになるからだ。最近の生物系レゴ クリエイターはダイナソー 31058や伝説の生き物 31073など単体で登場することが多かった。もちろんそれらも魅力的だが、こちらの深海生物 31088はより遊べるセットになっているといえるだろう。
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コメント
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DISRX says:
2019年9月8日 2:04 PM
製品番号と製品の名前が何度も何度も繰り返し出てくるのがちょっとうざい