レゴ スター・ウォーズ スターキラー基地での決闘 75236をレビュー! カイロ・レンvs.レイ

レゴ スター・ウォーズ スターキラー基地での決闘 75236は、カイロ・レンとレイのミニフィグが付属し、スターキラー基地の森を組み立てることができるセットだ。

ミニフィグはカイロ・レンの顔の傷やレイの服のデザインに新規性があり、スターキラー基地の森には豪快なバトルギミックも実装。ここからは白熱のタイマンや森のギミックなどをレビューしていこう。

レゴ(LEGO) スター・ウォーズ スターキラー基地での決闘 75236

目次

スターキラー基地の森を組み立てよう!

パッケージの表

パッケージの表。カイロ・レンとレイがライトセーバーを交え、火花を散らしながら戦う様子が描かれている。

パッケージの裏

パッケージの裏。カイロ・レンとレイは戦いを小休止させ、スターキラー基地の森に実装されているギミックを紹介している。

75236の袋1

ピース数は全191。上の画像は75236の袋1を開封したところだ。袋1においてはスターキラー基地の森の土台を組み立てる。

75236の袋2

75236の袋2。木や岩、ターンテーブルといったスターキラー基地の森の残りを組み立てる。

カイロ・レンとレイのミニフィグが登場!

ミニフィグは2体付属

ミニフィグは2体付属。カイロ・レンとレイの2人だ。カイロレンには顔の傷、レイには服装に新規性がある。

レゴ カイロ・レンのミニフィグ

レゴ カイロ・レンのミニフィグ。カイロ・レンはSF映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から『スカイウォーカーの夜明け』に登場するファースト・オーダー軍の将軍だ。

当サイト内のレゴ スター・ウォーズ ファースト・オーダー ヘビー・スカウト・ウォーカー 75177をレビューにおいて紹介したハックス将軍と同じ地位にある。劇中ではレイの最大のライバルとして活躍し、彼の最も特徴的な武器であるクロスガード・ライトセーバーを駆使してレイを追い詰める。

顔の傷

カイロ・レンのミニフィグはデュアルフェイス仕様。怒った顔を180度回転すると、顔に傷を作ってやや戦意喪失した感じの表情にチェンジできる。この顔の傷のプリントには新規性があり、これほど赤みを帯びた深い傷のカイロ・レンが登場するのはおそらく初めてのことだろう。

レゴ レイのミニフィグ

レゴ レイのミニフィグ。レイもスターウォーズ エピソード7からエピソード9に登場する主人公だ。劇中ではファースト・オーダーに抵抗する側として活躍。カイロ・レンとは幾度か遭遇し、ライトセーバーを交える関係である。その関係性はルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダーのそれに似ているだろうか。

ミニフィグにおいては服装に新規性を備えており、当サイト内のレゴ スター・ウォーズ ファースト・オーダー ヘビー・アサルト・ウォーカー 75189をレビューで掲載したレイのデザインに似ているものの、色合いは異なる。これまではグレーの服が多かったが、今回は茶色いアイテムを着用。おそらく初登場のファッションだろう。

リバーシブル仕様

レイのミニフィグもリバーシブル仕様。柔らかな笑顔を回すと、眉間にシワを寄せた凛々しい表情に変更できる。表情の変化にあまり差はないが、その少しの変化はレイの内に秘めた強い意志を感じさせるには十分だ。

豪快な決闘ギミック! ライトセーバー同士はぶつかり、木は倒れる

スターキラー基地の森

レゴ スター・ウォーズ スターキラー基地での決闘 75236は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の劇中に登場するスターキラー基地の森におけるカイロ・レンとレイの戦いを再現したセットだ。

スターキラー基地の森にはライトセーバー同士を衝突させる決闘ギミックや木が倒れる伐採ギミックを搭載しており、迫力のバトルを楽しめる。

バトルギミック

スターキラー基地の森には前述のようにバトルギミックを搭載。上の写真のように離れている森が・・・

見事な噛み合わせ

カチッ! 隙間なくきれいに噛み合う。合わせ目は左右対称でも平面でもなく複雑な形状だが、見事な噛み合わせだ。

接近ギミック

森が合わさったとき、カイロ・レンとレイは急接近。勢いのある突撃効果が得られる。わざわざポッチの上を歩かせなくとも攻撃範囲に入る豪快な接近ギミックだ。

また、カイロレンとレイが立つ地面にはターンテーブルも実装。接近ギミックによって近づいた後にすかさず回転台を回すと・・・今度はライトセーバー同士をぶつけたり、相手に打撃を加えることができる。

ミニフィグに直接触れなくても接近からアタックまでこなせる2つのギミックを活用すれば、スムーズかつダイナミックなバトルを楽しめるだろう。

マグマ

森の地面が噛み合う裂け目にはクリアパーツが複数配置されている。スターキラー基地の森には開口部からマグマが流れている設定があり、このクリアパーツはそのマグマを表現したものだ。

オレンジのクリアパーツの下がブラックパーツであるため、やや目立ち度が低くなっているものの、森のデザイン性を高めるクールな装飾といえるだろう。

伐採ギミック

このセットには接近ギミックに匹敵するエース級のギミックがもう一つ搭載されている。それは木が倒れる伐採ギミックだ。レイのそばにある背の高い木を傾けていくと・・・

バタンッ! さっきまで立っていた木は一気に倒れる。その勢いのある倒れ方は、まるでやたらとすぐバタバタ倒れるサッカー選手のようだ。それこそ、審判がついペナルティーキックとジャッジしてしまいそうな豪快な転倒具合である。

この木は一見すると体幹が強そうだが、もしかするとフィジカルに問題を抱えているのかもしれない。それともレイの重大なファールをアピールしているのだろうか。どちらにしろ世界で最も倒れるのが速い木というのは間違いのないところだ。

隠し収納

樹木はフォースやライトセーバーによって倒される演出だけの存在ではない。実は木が立っていた場所には地下というか隠し収納があり、そこにはレイの切り札が隠されているのだ。

その切り札とは・・・スタッドシューターと予備弾のこと。これを使えば、レイの武器がライトセーバーだけだと思っているカイロ・レンの意表を突ける可能性がある。まさにデュエルの勝敗を大きく左右するかもしれない重要なアイテムだ。

起死回生の一手

戦いのメインはもちろんライトセーバー。でも相手の間合いや隙、戦局などによりここぞというときが訪れたら、満を持して飛び道具を取り出そう。このとき相手の意表を突くためにはとにかくスピードが大事だ。

銃の上にある木をいかに素早く倒し、西部劇のガンマンのように構えられるか。そこに勝負が掛かってくる。うまく立ち回ることができれば、相手を追い詰めたり自分の不利な状況を脱する起死回生の一手となるはずだ。

戦法

前述までの木の反対側、岩の近くにはもう一本、倒せる木がある。その木には隠し要素はなく、ただ倒れるだけだ。しかし、他の木よりもサイズがあるため、別の用途で活用できるかもしれない。

例えばフォースで木を倒し、敵にぶつける。あるいは木で相手の気をそらし、その隙に攻撃を仕掛けるなどといった戦法を取れるだろう。

フリーの枝

木の幹には葉が生えていないフリーの枝がある。ミニフィグはその枝を掴むことができるため、木に張り付くことが可能だ。もし倒れてきた木の後ろからカイロ・レンが急に現れたら・・・レイにとっては悪いサプライズとなるだろう。

謎の存在感を放つ岩

スターキラー基地の森には謎の存在感を放つ岩がある。一見何かが仕掛けられていそうな怪しい雰囲気の岩だ。しかし、そのオーラに反してこの岩にギミックはなく、至って普通の岩である。動くギミックもなければ、何かが隠されているわけでもない。

ぱっと見スラッガーのオーラがあるが、打撃の方はからっきし、といった風の岩だということだ。ただ、岩の裏には人ひとりが入れるスペースがあり、そこに隠れて相手を待ち伏せるという使い道はある。

LEGO スター・ウォーズ スターキラー基地での決闘 75236の総評

LEGO スター・ウォーズ スターキラー基地での決闘 75236の総評

ミニフィグに関しては新三部作の主人公レイとヒロインのカイロレンが揃って付属するという豪華な内容。スターキラー基地にしても豪快ギミックを複数備えており面白みがある。

特に木の下に隠し武器がある点は興味深い。これまでのセットとは一味違う演出であると感じる。大胆アクションに豪快ギミック・・・高さ8cm、幅12cm、奥行き9cmの小さなモデルの中に多くの要素が詰まったセットだ。

レゴ(LEGO) スター・ウォーズ スターキラー基地での決闘 75236

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