レゴ かごに入るクロワッサン! シェパードやリンゴも登場

• 2017年4月27日
• レゴ シティ

レゴ シティの人たち 60134から父娘のミニフィギュアとテーブルベンチ。犬や樹木、リンゴ、パンなども登場。

クロワッサン王子とリンゴ姫のミニフィギュア

クロワッサンが大好きなラウンド髭の男性。クロワッサンには三日月形と菱形があるが、彼は三日月形を好む。彼はそのクロワッサンへの情熱から、かつてはクロワッサン王子と呼ばれていた・・・かもしれない。服はフランネルの赤いチェックシャツを着て、青いズボンを穿き、まさに定番の父親像といった格好。バーコードヘアのような髪型をしており、間もなく頭は進んでしまうのではないかという雰囲気が漂う。ただ、クロワッサンのような髪型にも見えるため、彼の好きなそれをリスペクトした可能性もある。ここはやはり後者を信じてあげるべきだろう。

手にはバスケットを持つ。彼はお弁当を持ち運ぶ担当のようだ。そのバスケットにはもちろん・・・彼の大好物であるバターたっぷり焼き立てクロワッサンが入っている。実際にはもっといろいろな食べ物が入っていると思われるが、今回はクロワッサンがお弁当の中身の象徴としてチョイスされた。クロワッサンがひとつ入っていれば、サンドイッチやロールパン、ビスケット、果物なども入っている・・・という格言があるかどうかは分からないが、彼らのお弁当がバラエティ豊かであるということは想像に難くない。

りんごが好きな女の子。以前登場した金髪の男の子のように見事なブロンドヘアを持ち、星マークの入った紫色の服の上に水色のパーカーを着て、薄紫色のズボンをはく。そして手にはおやつの赤りんご。赤林檎には日本のスーパーでは見かけないような一枚の葉っぱや“へた”がセットになっており、ミニフィグはそのちょっと大きめなへたを握ることができるのだ。へたを持った様子はさながら収穫したところのようである。

りんごは色艶よく整った形をしていて、まさしく収穫したてのように新鮮そう。安定した品質や彼女が外国人であることを考えれば、この赤リンゴの品種はジョナゴールドなのかもしれない。確かにジョナのジュワっとした濃厚な味の果肉は魅力的だ。だがもしかすると彼女は果肉の9割を占めることもある煌びやかな蜜に魅了され、蜜入りのサンふじりんごを選んだという線も十分あり得る。自分が品定めしたリンゴにたっぷりの蜜が入っていたときの嬉しさを彼女は知っているのかもしれない。

シェパードも参加! ピクニックの風景

親子は公園にピクニックに来ている。公園にはテーブルとベンチが設置されていて、今回はここでお弁当を食べるのだ。テーブルの上にクロワッサンの入ったバスケットとリンゴを置けば昼食の準備はOK。テーブルベンチの周りには金髪の男の子と回転遊具でも登場した樹木が立ち、おいしい空気を演出して食事をさらにおいしくしてくれることだろう。また、この公園には人懐っこい犬がいて、人間を見つけると寄って来るのだ。犬は首輪をしていないため、おそらくペットではなく野良犬だと思われるが、公園の利用者は動物との思いがけない交流も楽しめる。

昼食を始め、ピクニックのワクワクにハイテンションな女の子。お父さんの分のクロワッサンを手に持って、父親の顔をグリグリとし始めた。だが父親はもちろん嫌がることなく、とても微笑ましく思っているように見える。

ベンチにはダブルベッドになるベンチのようにスタッドが備えられている。レッグパーツにスタッドをはめればミニフィグを固定することができるが、半分はフラットパーツに座っているため、きつくはまりすぎる心配はない。

クロワッサンを入れるバスケットの底には穴がふたつあり、テーブルのスタッド(突起)にはめることによってバスケットを固定することができる。また、ふたつの穴の間隔はテーブルのスタッドと同じ間隔になっているため、両方の穴を同時にはめることも可能だ。

茶色の毛に黒い模様が入った大型犬はおそらくジャーマン・シェパード・ドッグ。よく公園に出入りしている彼は食欲旺盛で、うかうかしていると娘のリンゴがかじられてしまったり、バスケットに顔を突っ込まれて中身を食べられてしまう。父親は自分のクロワッサンだけは守り抜くという構えだが、さて軍配はどちらに上がるのだろうか。

レゴ (LEGO) シティの人たち 60134