4人乗せて弾薬箱も積める! レゴ スター・ウォーズ 75078 インペリアル・トループ・トランスポート
レゴ スター・ウォーズ 75078 インペリアル・トループ・トランスポートは、人員や弾薬を運ぶ輸送機と4体のトルーパーが完成するバトルパックだ。全てのミニフィギュアを乗せることができる輸送艇は、バトルパック史上最大のサイズと搭乗人数を誇る。ここではその乗り物の魅力についてたっぷりレビューしよう。
特別仕様のストームトルーパー
ミニフィグは4体が付属。惑星ロータルで活動するストームトルーパーだ。全員がスタッド・シューターで武装。プリントや兵科の異なるミニフィグが組み合わされたバトルパックが多い中、珍しく1種類のみの部隊となっている。
ストームトルーパーは銀河帝国の最もポピュラーな兵士。だが、このバトルパックのストームトルーパーはちょっと特別な仕様になっている。一見すると同じようだが、レゴ スターウォーズの多くのセットに登場するストームトルーパーとはプリントが異なっているのだ。
例えばヘルメットだけでも、こめかみのあたりの台形が青色からグレーに、目から少し離れていた鉢巻のような黒帯は目とくっつき、目の下のクマのようなスミ入れは鼻の上を通らなくなり、口のへの字はより強調され、エラのあたりのバーコードは黒色から水色になった。また、胴体も胸部装甲やユーティリティ・ベルトなどのデザインが違う。
惑星ロータルが舞台になっていることや、口のへの字具合を見ると、どうやらTVアニメ「スター・ウォーズ 反乱者たち」に登場するトルーパーがモチーフになっているようだ。
背面のサーマル・デトネーターも形状が異なっている。
手には発射ギミックのあるスタッドシューターを持ち、シンプルに突撃する。
4人を運ぶトループ・トランスポート
インペリアル・トループ・トランスポート(Imperial Troop Transport)の定員は4人。機体の左右に2人ずつ、立った状態で外向きに搭乗。各搭乗者の前には砲門の扉のようなカバーが取り付けられており、移動時はこれを立てておく。カバーはおそらく転落防止の役割を果たすと思われるが、飛行中に攻撃を受けた際の弾除けにもなりそうだ。
着陸して輸送機から降りるときはカバーを開く。
開いたカバーはなだらかな傾斜の足場を形成。トルーパーたちはスムーズに機体から降りることができる。
トループ・トランスポートの前面。前部には黒い大砲がふたつ備えられている。全てのカバーを展開した機体を前から見ると、へたり込んだ生き物のようでかわいい。
上から見ると、トルーパーたちが4つのオールを漕ぐ舟のようだ。
トループ・トランスポートの側面。パッケージをよく見ると、この側面にはスタッド・シューターを固定できると分かる。もちろん武器を持たせて臨戦態勢のまま離陸するのもいいが、手をフリーにしてあげれば兵士の負担を多少減らすことができるだろう。
スタッド・シューターを背中にして乗り込むと、ほんの少し前かがみの姿勢になる。
トループ・トランスポートの後部。円錐形の赤いクリアパーツはデュアル・フリックミサイルだ。このミサイルは360度回転して向きを変えることが可能。後ろから押すと射出されるギミックも搭載されている。反乱軍が射程距離に入ったら、ルーフに載ったトルーパーがミサイルを発射してくれるはずだ。
輸送機には弾薬箱も積み込める
機体の中央には弾薬箱を収納できるスペースがある。弾薬箱にはハンドルが付いていて、機体中央の2ヵ所にあるレールにこのハンドルを滑り込ませることで積み込むのだ。
弾薬箱を降ろすときは、弾薬箱を指で押しスライドさせて抜き出そう。
トルーパーが二人いれば弾薬箱を持ち運べるだろう。
弾薬箱を動かすと中の弾が暴れるため、飛び出してしまわないように注意が必要だ。
弾薬箱の持ち手は最大4人分ある。ふたりで重いようなら4人で運ぼう。
全ての乗員と積荷を降ろした機体の側面。3ヶ所がくりぬかれていて向こう側が見える。
LEGO 75078の総評
お手頃なバトルパックながら多くの人員を乗せ、弾薬ボックスまで輸送するトループ・トランスポートは存在感がある。おそらくこれまでのバトルパックの中で最も大型の機体だろう。ミサイルの回転や発射、カバーの開閉、弾薬箱のスライドなどギミックも多く備え機能性も高い。ミニフィグだけでなく機体も魅力的なバトルパックだった。
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